2006 夏の旅 Helgoland(ヘルゴランド)編 其の一

二日目、ブレーメンの街を早朝に出発。向かう先はヘルゴランド行きの船の出るクックス港。早めに到着したので出港時刻まで港周辺をぶらぶらお散歩。小さいながらも港町らしい開放的な町並みにしばしうっとり。
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快晴の空の下、小さな港に思ったより大きな客船が着港。ハンブルク発の船上は既にバカンスシーズンで大賑わい。大きな汽笛がボォッーボォッーボォッーと勢いよく鳴り響きヘルゴランド島に向かって2時間程度の船旅が始まった。
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e0042906_3444353.jpg大きなゆれもなく、無事に島が見えてきたものの、ここからが小冒険。島の港は浅瀬が多いのか大きな船は直接船を着ける事ができず、小さなボートに乗り換えて島の桟橋に向かうのだ。
e0042906_345450.jpg船から船への渡し板のようなものは無く、乗組員の差し出す手を頼りに直接客船から次々と小さなボートに飛び降りなければならない。なんだか、まるで難破船から助け出されるように。そうして、千人近くもの人が何往復もする数台の小型ボートにギュウギュウに乗せられてようやくヘルゴランドに上陸。



住民約1500人程度の小さな小さな島。2時間もあればゆっくり歩いても島を一周できてしまう。もちろん、特殊な役割(救急車や荷物の運搬車)を果たす以外は車も無く、あっても全て環境に優しい電気自動車。自転車だって島に数台のみ。みんな徒歩である。徒歩で充分なほどに島は小さい。ちなみに、このトップシーズン、島の人口よりはるかに多い3000人近くが観光客としてこの島を訪れていた。
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e0042906_3595075.jpg島は変形した台形のような形で北海に浮かんでいる。島の北にある絶壁断崖は赤土で幾多もの層をなしている。


e0042906_40392.jpg大海原の上を気持ちよさそうに風に載って翼を広げて舞った後のかもめやウミネコがその段差に羽を休めている。何千羽ものキィキィキィ~ミャァミャァミャァ~と重なって聞こえるその鳴き声たるやものすごい迫力。


e0042906_405716.jpg近い将来崩れ落ちるだろうと言われている孤高の岩柱Lange Annaが今もなお心許なさそうに持ちこたえている。


e0042906_411512.jpgその傍らでは北海の強風に煽られてものんびりと羊や牛がのうのうと草を食んでいるのどかな有様。


e0042906_413165.jpg時間がひときわゆっくりと流れているヘルゴランド。しかし、1700年代はデンマーク領、そして1807年にはイギリス領、1890年にドイツ領になるも再び1945年から52年にイギリス領に。更に第二次大戦では数千もの爆弾を落とされた小さな小さな島。こんなにも平和で静かな現在の島の様子からは波乱万丈の島の歴史を窺い知ることは難しい。
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by signothetimes | 2006-08-16 18:36 | travel
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