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Niederlande オランダ小旅行

e0042906_2124841.jpg前述したLeverkusenでの日独のサッカー観戦の前に、ちょっと足を伸ばしてオランダ小旅行。5月28日の日曜日早朝に出発。アウトバーンを飛ばすこと4時間くらい。ドイツオランダの国境を抜ける。そのまま東へ進むにつれ、視界を遮ることなくどこまでも空と土壌の広がる低地のオランダの風景。既に春も訪れた青々とした牧草地には牛や羊、山羊が口をもぐもぐと動かしながら一生懸命に草を食んでいる。ゴーダチーズでその名を知られているGoudaで小休憩。15世紀半ばに建てられた市庁舎の窓の鮮やかな赤が目に飛び込む。


更に西へ。Leidenという小さな街。とはいえ、オランダ最古の大学があるこの街は学生や若者が多く活気が感じられる。街の中心にはオランダの景色の代表格ともいえる風車の博物館がある。風車と言えば子供の頃に、ハイジやフランダースの犬の絵本で見た風車小屋。ちょっと興味津々。18世紀半ばに建てられた石作りの円柱に小さな木の扉。1階2階が住居スペースでキッチンやリビング。3階以降からは作業場が続き、更に上へ上へ7階まで幅の狭い木梯子を登って行く。窓からは地上から見たのとは別物のような巨大な風車の羽がゆっくりと動いている様子が見えた。e0042906_29399.jpge0042906_29519.jpge0042906_21082.jpg


e0042906_2121539.jpg夕方、アムステルダムに到着。街の中心までは目の前の地下鉄で1本のちょっと郊外の宿。ところが、その地下鉄がなんと我々の滞在期間中に工事のため運休。代行バスと途中からの地下鉄を使うことに。その日の夜は、アムステルダムでフラワーアレンジメント留学をしている友人と再会して一緒にお夕飯。オランダの旧植民地だったことから、インドネシアレストランが数々とあるアムステルダム。入ろうとしたお店は超満員。仕方がないので1時間ほど後に予約して近くの老舗ビアホールにて時間を潰す。オランダのビールも美味しいから文句ないんだけどね。さて、インドネシアレストランのメニューは単品も少しばかりあるけれど、コースで頼むのが一般的。7,8種類の料理とご飯が運ばれてくる。程よく効いたスパイスやピーナッツの香り、ちょっと甘いお醤油味。お腹を空かせた3人のテーブルはあっという間にすっかり空いたお皿だけに。

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翌日はのんびり市内観光。幾重もの運河に囲まれたアムステルダムの街は自転車で溢れ返っている。ぼーっと歩いていると後ろから猛スピードでやってくる自転車にびっくりさせられること数回。とにかく自転車が一番偉い街。リヤカーのような荷車をつけていたり、大きなバスケットを取り付けていたり。東京ではもっぱら自転車生活を送っていた私にとっては羨ましい限り。とは言え、ここでも放置自転車や駐輪所の問題が大きな社会問題になっているとのこと。ちなみに右の写真は警察署の看板(ブルーのサイレンライト)。さすがデザインの国!


e0042906_2213148.jpge0042906_2214428.jpg運河に沿っては、背の高い古い立派な住居(カナルハウス)がひしめき合うように立ち並ぶ。家の前面の壁は少し前に傾いて建てられている。間口が狭く階段も急なことから、大きな荷物や家具の出し入れを道路に面した窓から搬入搬出するため。屋根の下に取り付けられた金具にロープを張り吊り上げ吊り下げを行う。そしてオランダの住居に共通して見られるのは窓がとても大きかったり、沢山あること。そして、興味本位で窓を覗くと何とその住居空間の美しいこと。郊外の道沿いに立ち並ぶ大きな住居は一面が窓。遠目からもモデルハウスのごときが伺える。

e0042906_222328.jpgドイツにいると、オランダナンバーのキャンピングカーをよく見かける。アウトバーンなどでは普通の車が時速150km程度で走っていても、のんびりと右車線を90km程度で、時には迷惑がられることも。オランダのそうしたキャンピングカーをシニカルに写した、カタツムリがオランダ国旗を持った挿絵なんかを目にすることもある。でもオランダ人は住居スペースをいかに重要視するのかを今回つくづく実感した。ちょっとした旅でも、心地よい自分だけのスペースを持ち運びたいとするその気持ち、それが彼らのキャンピングカーなのかもしれない。

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話がちょっとずれちゃった。住居と言えば、アムステルダムの運河にいくつもいくつも浮かぶ船。船といっても、コレも立派な住居。土地代の高さから運河での暮らしを選んだ人々の住処。郵便ポストに洗濯物。デッキには小さな庭。普通の家と変わらない。水の上の生活ってなんだか楽しそう。でも、きっとあちこちの修理やら湿気やらに大変なんだろうなぁ。

e0042906_2262772.jpgアムステルダム。小さいながら中華街があって美味しい本物の(!)中華が食べれる。センスのいい小洒落た店やギャラリーも多い。港町に見られる多国籍な雰囲気。コーヒーショップと呼ばれる公認のドラッグカフェやちょっとヤバそうな売春宿街(もちろん公認)(←あっ、行かないで見るだけね、ちなみに)。どこに行っても英語が通じるし、誰でもを受け入れてくれる。多くのものを受け入れてつつも、古さを活かしたセンスのいい街作り、そして水の流れを感じる街。たったの2日間では計り知れないけれど、とっても魅力的な場所に思えた。友人がいる間にまたゆっくりと訪れたい。
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by signothetimes | 2006-06-03 02:03 | travel
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