イスタンブール 其の三 『プチ観光』

嵐を凌ぎながらも何とか歴史に触れられる場所へプチ観光。
その一部をご紹介。

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ビザンチン建築の最高峰として知られる『アヤソフィア(聖なる知性)』
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皇帝コンスタンティヌス大帝によって命じられビザンチン帝国の最初の国立教会として建てられる。その後2度の倒壊を経て537年に再築、更にオスマントルコ帝国によるコンスタンティノープル占領により1453年にイスラム教徒のモスクとして改装される。壁面にあるキリスト教時代の名残りのモザイク画とイスラム文化が静かに共存する。何故、人間はうまく共存できないのだろうか・・・。
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水の宮殿『ドルマバフーチェ(埋め立てられた庭)宮殿』

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イスタンブール、ボスフォラス海峡に沿って19世紀後半に建設されたヨーロッパスタイルを模した宮殿。完成後にオスマントルコの宮廷はトプカプ宮殿からこちらに移される。宮殿内は豪華絢爛、ヨーロッパからの‘御取り寄せ’のオンパレードで当時の贅を尽くした生活ぶりが伺える。さらに時を経てトルコ共和国になった後、建国の父、初代大統領アタチュルクがイスタンブールに来訪した際にはここを使用。そしてここで脳溢血のため息を引き取る。宮殿の時計はその死亡時刻の9時5分を示している。残念ながらどれも写真が上手く撮れてません・・・(泣)。
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これこそ、トルコの贅の極み『ハマム(トルコ風呂)』


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一度は試したかったトルコ風呂!イスタンブールの旧市街地にあるハマムを訪れる。どちらかと言うと、観光客向けでお値段もやや高め。とは言え創業はオスマントルコ時代の1584年、トルコで最も名高い建築家とも言われるミマール・スィナンの建築物。トルコ風呂初心者にはうってつけのチェンベルリタシュ・ハマム。


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先ずは受付で、「あかすり」「泡マッサージ」「オイルマッサージ」などメニューを選び支払い、男女別々の更衣室へ。男性用は一人一人の個室になっているが、女性は共同の更衣室。全裸になったら用意されているバスタオル大の綿の平織りのタオル(キッチンクロスを大きくしたようなタオル)を持ってハマムへ向かう。入り口にはパンツ一丁のケセジ(アカすり師)と言われる4,50代と思わしき中年女性7,8人待機している。どうしていいか分からずにいると、とにかく中に入って待っていろと言われる。重い扉を開けると大理石尽くしの床と8角形の大きな洗い床(?)。ドーム状の天井からは自然光が漏れ、饗音とともに幻想的な雰囲気に包まれている。円を囲むように、周囲には金の蛇口とやはり大理石の洗面台を施した洗い場。そこに用意された金属製の小さなタライを用いて軽く身体を湿らせる。中央の暖かな洗い床に寝そべりながら、ケセジのおばちゃんを待つ。しばらくすると、黒髪の体格の良いおばちゃんが黒パン一丁で登場。どこに目を向けていいのやら・・・とは言え、こちらも全裸の身。もう身を任せるしかないのだ。一見、強面に見えたそのおばちゃんもニッコリ微笑むと何だかお母さんのように思えるほど。こちらはもう言われるままの赤ん坊状態。糸瓜でできたウォッシュミトンで手先から足の先まで全身垢すりが始まる。言葉はUp! Down! Turn!だけ。その言葉に従い、腹ばいになったり仰向けになったり。その後、アワアワアワのマッサージ。全身泡で包まれる。髪の毛も同様。とにかく泡・泡・泡。最後に洗い場に連れて行かれ、タライで頭からザッブーン!とお湯をかけられて終了。その後、更にオイルマッサージへ。別室のベットに横たわり極楽極楽。マッサージ自体は普通のオイルマッサージでこちらも全身。ちょっと違うのはここでも全裸・・・。一部では水着着用のハマムもあるらしいけれど・・・。詳しいことは分かりません。ちなみに男性はずっとタオルを腰に巻いたまま。その周辺は洗わないとのこと。あーなんだか、想像したくないことまで想像させたかもしれませぬ・・・。ちなみに、ハマムの中は撮影禁止。写真はハマムを終えた人が語らい寛ぐ待合室のような部屋。チャイや絞りたてのジュースなども買える。2階3階が男性の個室更衣室。ということで、初のトルコ風呂ハマム体験。うーん、これこそトルコの極み。次回(があれば、の話)もまた行きたいぞ。
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by signothetimes | 2006-02-17 17:20 | travel
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